Alexa for Business デバイスのセットアップ編 #reinvent #Alexa

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SIN

2017.12.02

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1 はじめに

re:Invent 2017のキーノートでAlexa for Businessが発表され、既に、ここDevelopers.IOでも、その内容が紹介されています。

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Alexa for Businessは、バージニア・リージョンのみですが、既に利用可能です。

「まずは、触ってみたい！」という事で、デバイスのセットアップを行ってみましたので紹介させてください。

2 概要

パーソナルで使用するEcho等の初期化は、Alexaアプリを使用して、Amazonのアカウントで行われます。これに対して、Alexa for Businessでは、専用のツールを使って、AWSアカウントで初期化します。

専用ツールは、一度に25台までのデバイスを設定する事が可能です。

なお、専用ツールを使用するためには、Microsoft Windows 7以降、AWS Tools for Windows PowerShell、および .NET Framework 3.5 以降が必要なので注意が必要です。 (クラウドやAppleで動作する仮想デスクトップでは動作しないとのことです)

セットアップされたデバイスは、AWSコンソールで一覧されます。

Alexa for Businessでデバイスをセットアップする手順は、以下のとおりです。

専用ツールの取得
クレデンシャルの作成
専用ツールでのセットアップ

以下、この手順について作業してみた内容です。

3 専用ツールの取得

専用ツールは、AWSコンソールからダウンロードできます。

最初に、Alexa for Businessのサービスを開き、Get Startedを選択します。

左に並ぶメニューから、Shared devicesを選択し、Set up devicesをクリックします。

表示されたポップアップでDownload and run Device Setup Toolをクリックすると、専用ツールをダウンロードする事ができます。

4 クレデンシャルの作成

専用ツール(setup.exe)を実行するためには、AWSアカウントのユーザーが必要です。ここでは、AWSコンソールのIAMから、ユーザーを作成し、必要な権限（AlexaForBusinessDeviceSetup）を追加しています。

AWSコンソールのIAMで、ユーザーを追加します。

アクセスの種類では、プログラムによるアクセスにチェックを入れます。

既存のポリシーを直接アタッチを選択し、AlexaForBusinessDeviceSetupを追加します。

.csvのダウンロードを選択し、Acccess Key 及び Secret access Key を取得します。

5 専用ツールでのセットアップ

デバイスとWi-Fiで繋いで行う設定は、専用ツール（setup.exe）で行います。

Microsoft Windowsで、setup.exeを起動し、Get Startedをクリックします。
ダウンロードしたcsvファイルから取得した、Acccess Key 及び Secret access Key を入力し、デバイスをセットアップモード（オレンジ色のリングが回転している状態）にしてNextをクリックします。